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洋友会の絵画クラブは辻川 眞氏が立ちあげて下さいました。
’03年4月1日付けで洋友会大阪から転籍されました辻川 眞さんの力作です。
辻川さんは数々の展覧会にも入賞されており、東京、大阪で3回の個展を開かれるなど活躍中です。






「大雪山の峰々」
グァッシュ20号




スキー場の夜」  ニセコアンヌプリ
グァッシュ20号




「 花 」
グァッシュ 20号








ここにある絵は昭和60年頃に描いたスケッチ淡彩画で、初の個展に出した中から
奈良の4点です。
永くなった東京生活の目にはどちらを見ても心休まる古い寺社がごろごろの中に
身を置いて何枚も何枚も描いたものでした。

[法隆寺 塔と池]

私の絵こころを認めて下さった桜田精一先生は奈良の佇まいが
殊の外お好きでこの池から受けたものから題名「 影 」を描かれ
小山敬三賞を受けられ、先生の代表作のひとつになったのは
嬉しい嬉しいことでした。



[東大寺 二月堂]

このお寺は正面からも横からも、近くからも離れても、遥かな遠目からも美しいばかりでなく、
ここの拝殿からの大仏殿への眺めは毎度幸せな気持ちにさせて戴けます。





[稔り 薬師寺 塔]

西ノ京を歩くと樹木越しに、民家越しに薬師寺の塔や堂が見え、
朝日に青丹の匂い立つ姿を拝み、そこに虹など架かろうものなら
極楽浄土が目の前にある思いがする場所です



[談山神社 多武峰(とうのみね)]


祭神は藤原鎌足。日本唯一の木造十三重塔があり紅葉の名所です。
この近くの小山を越えると明日香の石舞台古墳があります。
明日香はゆったりとした、どちらを向いても美しい、万葉集の勉強に憬れさせる
風景ばかりです。





[辻川 眞さんご紹介]
3歳頃から絵を描きはじめ高二の頃には絵描きになりたいと真剣に思っていました。
サン・カルチャーでは特選に3〜4回入選し、何年も前から招待扱いになっております。
55歳ころ日展系の会派の偉い先生に認められ、個展を開催。
作品は日本橋三越の扱い商品として立派な価格で売れたそうです
現在までに東京で二回、大阪で一回の都合三回の個展を開きました。

サン・カルチャーの扱いランクは出品、佳作、入選、特選、招待の順になっております。